【活用ガイド】

JVNDB-2009-001480

OpenSUSE の GTK2 における任意のコードを実行される脆弱性

概要

OpenSUSE の GTK2 には、GTK モジュールをロードする検索パスに相対パスが含まれているため、信頼できない検索パスから GTK モジュールをロードする脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


openSUSE project
  • openSUSE 11.0 
  • openSUSE 11.1 

想定される影響

ローカルユーザにより、信頼できない検索パスからロードしたトロイの木馬の GTK モジュールを介して、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

openSUSE project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0848
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0848
更新履歴

  • [2009年06月30日]
      掲載