【活用ガイド】

JVNDB-2009-001442

IBM Tivoli Storage Manager におけるコンソールモードを監視される脆弱性

概要

IBM Tivoli Storage Manager サーバには、環境によってはサーバのコンソールモードを確認するために認証情報を必要としないため、サーバのコンソール操作を監視される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Spectrum Protect (旧 Tivoli Storage Manager) 5.1.x
  • IBM Spectrum Protect (旧 Tivoli Storage Manager) 5.2.x

想定される影響

リモート認証された管理者により、 'session exposure' に関係するコンソールモードセッションを確立することで、サーバのコンソール操作を監視される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2003-1570
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-1570
更新履歴

  • [2009年06月30日]
      掲載