【活用ガイド】

JVNDB-2009-001424

Bugzilla におけるランダムなトークンの生成に関する脆弱性

概要

mod_perl 下で動作している Bugzilla には、起動時に srand 関数が呼び出される場合、
Apache children が同一のシードを持つことで不十分な乱数を生成するため、ランダムなトークンの生成に関する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Bugzilla 3.0.7
  • Bugzilla 3.2.1
  • Bugzilla 3.3.2

想定される影響

リモートの攻撃者により、クロスサイトリクエストフォージェリを保護する仕組みを回避され、他のユーザとして権限の無い処理を実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mozilla Foundation
  • Mozilla Foundation Security Advisory : TOP PAGE
  • Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ : TOP PAGE
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトリクエストフォージェリ(CWE-352) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0486
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0486
更新履歴

  • [2009年06月30日]
      掲載