【活用ガイド】

JVNDB-2009-001423

F-Secure の複数のアンチウイルス製品における整数オーバーフローの脆弱性

概要

F-Secure の複数のアンチウィルス製品には、圧縮されたアーカイブの内部をスキャンするように設定した場合、整数オーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.6 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


エフ・セキュア
  • F-Secure Anti-Virus 2006 - 2009
  • F-Secure Anti-Virus for MIMEsweeper 5.61 およびそれ以前
  • F-Secure Anti-Virus for Citrix Servers 7.00 およびそれ以前
  • F-Secure Anti-Virus for Windows Servers 8.00 およびそれ以前
  • F-Secure Anti-Virus Linux Client Security 5.54 およびそれ以前
  • F-Secure Anti-Virus Linux Server Security 5.54 およびそれ以前
  • F-Secure Anti-Virus for Microsoft Exchange 7.10 およびそれ以前
  • F-Secure Anti-Virus for Workstations 7.11 およびそれ以前
  • F-Secure Client Security 7.12 およびそれ以前
  • F-Secure Home Server Security 2009
  • F-Secure Internet Gatekeeper for Linux 2.16 およびそれ以前
  • F-Secure Internet Gatekeeper for Windows 6.61 およびそれ以前
  • F-Secure Internet Security 2006 - 2009
  • F-Secure Linux Security 7.01 およびそれ以前
  • F-Secure Messaging Security Gateway 5.0.4 およびそれ以前
  • F-Secure Protection Service for Business version 3.10 およびそれ以前
  • F-Secure Protection Service for Consumers version 8.00 およびそれ以前

想定される影響

リモートの攻撃者により、バッファオーバーフローを誘発するような不正な RPM 形式のアーカイブファイルを介して、任意のコードが実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

エフ・セキュア
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 数値処理の問題(CWE-189) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-6085
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-6085
更新履歴

  • [2009年06月30日]
      掲載