【活用ガイド】

JVNDB-2009-001403

IBM WebSphere Application Server (WAS) に含まれる Web Services コンポーネントの WSPolicy における情報漏洩の脆弱性

概要

IBM WebSphere Application Server (WAS) に含まれる Web Services コンポーネントの WSPolicy には、 IDAssertion.isUsed バインディングプロパティを正しく認識しないため、情報漏洩の脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM WebSphere Application Server 7.0.x - 7.0.0.1 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、SOAP メッセージを閲覧することによりパスワードを取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0504
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0504
  2. SecurityFocus : 33879
更新履歴

  • [2009年06月30日]
      掲載