【活用ガイド】

JVNDB-2009-001375

マルチプラットフォーム用 IBM TXSeries の CICS listener におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

マルチプラットフォーム用 IBM TXSeries の CICS listener には、eci レスポンスのタイムアウトまで CICS Application Server (CICSAS) からの forcepurge 応答を待つことに起因して、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM TXSeries for Multiplatforms 6.2 GA

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、eci レスポンスを遅らせる、または、eci レスポンスを返さないことで、forcepurge 処理を遅延させ、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0505
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0505
更新履歴

  • [2009年06月30日]
      掲載