【活用ガイド】

JVNDB-2009-001374

HP Mercury Quality Center (QC) および TestDirector における任意のコードを実行される脆弱性

概要

HP Mercury Quality Center (QC) および TestDirector には、'workflow' を実装するための、キャッシュされたクライアント側のスクリプト、およびユーザの 'capability' の決定を信頼することに起因して、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.6 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ヒューレット・パッカード
  • HP Mercury Quality Center 9.2 およびそれ以前
  • HP TestDirector

想定される影響

"%tmp%\TD_80" の (1) common.tds 、(2) defects.tds 、(3) manrun.tds 、(4) req.tds 、(5) testlab.tds または (6) testplan.tds を改変され、その後ファイルのプロパティを読み取り専用に設定されることで立証されているとおり、リモートの攻撃者が Open Test Architecture (OTA) API を不正に利用することで、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ヒューレット・パッカード
  • 日本HPヒューレット・パッカード株式会社 : Top Page
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-5289
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-5289
更新履歴

  • [2009年06月30日]
      掲載