【活用ガイド】

JVNDB-2009-001373

IBM WebSphere MQ の queue manager における権限昇格の脆弱性

概要

IBM WebSphere MQ (WMQ) の queue manager には、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM WebSphere MQ 5.3
  • IBM WebSphere MQ 6.0 - 6.0.2.6 未満
  • IBM WebSphere MQ 7.0 - 7.0.0.2 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、(1) setmqaut 、(2) dmpmqaut および (3) dspmqaut の認証コマンドに関連した経路を介して、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
  2. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0439
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0439
更新履歴

  • [2009年06月30日]
      掲載