【活用ガイド】

JVNDB-2009-001290

libwmf の組込み GD ライブラリにおける任意のコードを実行される脆弱性

概要

libwmf の組込み GD ライブラリには、WMF ファイルの処理に不備があるため、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる、または任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


wvWare project
  • libwmf 0.2.8.4
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5 (server) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4.7 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4.7 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (ws) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 4.0 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 5.0 (client) 
  • Red Hat Enterprise Linux EUS 5.3.z (server) 
  • RHEL Desktop Workstation 5 (client) 

想定される影響

巧妙に細工された WMF ファイルにより、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる、または任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

wvWare project レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1364
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1364
  2. Secunia Advisory : SA34964
  3. Secunia Advisory : SA34901
  4. SecurityFocus : 34792
  5. ISS X-Force Database : 50290
  6. SecurityTracker : 1022154
  7. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-1228
更新履歴

  • [2009年06月22日]
      掲載