【活用ガイド】

JVNDB-2009-001211

Microsoft Internet Explorer における初期化されていないメモリに関する任意のコードを実行される脆弱性

概要

Microsoft Internet Explorer には、正しく初期化されていない、または削除されたメモリ内のオブジェクトにアクセスする処理に不備があるため、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 6
  • Microsoft Internet Explorer 7
  • Microsoft Windows 2000
  • Microsoft Windows Server 2003
  • Microsoft Windows Server 2003 (itanium) 
  • Microsoft Windows Server 2003 (x64) 
  • Microsoft Windows Server 2008 (x86) 
  • Microsoft Windows Server 2008 (itanium) 
  • Microsoft Windows Server 2008 (x64) 
  • Microsoft Windows Vista
  • Microsoft Windows Vista (x64) 
  • Microsoft Windows XP sp3 
  • Microsoft Windows XP (x64) 

想定される影響

第三者により、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS09-014
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS09-014
  • 絵でみるセキュリティ情報 : MS09-014e
富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA09-104A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0553
参考情報

  1. JVN : JVNTA09-104A
  2. JVN Status Tracking Notes : JVNTR-2009-10
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0553
  4. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2009-0007
  5. 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS09-009,010,011,012,013,014,015,016)
  6. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA09-104A
  7. Secunia Advisory : SA34678
  8. SecurityFocus : 34424
  9. SecurityTracker : 1022042
  10. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-1028
  11. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 53626
更新履歴

  • [2009年05月13日]
      掲載