【活用ガイド】

JVNDB-2009-001207

Microsoft Windows の Windows HTTP サービスにおける証明書の検証処理に関する別の https web サイトになりすまし可能な脆弱性

概要

Microsoft Windows の Windows HTTP サービスには、証明書の検証処理に不備があるため、DNS spoofing 攻撃と組み合わせることにより別の https web サイトになりすまし可能な脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows 2000
  • Microsoft Windows Server 2003
  • Microsoft Windows Server 2003 (itanium) 
  • Microsoft Windows Server 2003 (x64) 
  • Microsoft Windows Vista
  • Microsoft Windows Vista (x64) 
  • Microsoft Windows XP sp3 
  • Microsoft Windows XP (x64) 

想定される影響

リモートの web サーバにより、なりすましをされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS09-013
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS09-013
  • 絵でみるセキュリティ情報 : MS09-013e
富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA09-104A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0089
参考情報

  1. JVN : JVNTA09-104A
  2. JVN Status Tracking Notes : JVNTR-2009-10
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0089
  4. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2009-0007
  5. 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS09-009,010,011,012,013,014,015,016)
  6. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA09-104A
  7. Secunia Advisory : SA34677
  8. SecurityFocus : 34437
  9. SecurityTracker : 1022041
  10. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-1027
更新履歴

  • [2009年05月12日]
      掲載