【活用ガイド】

JVNDB-2009-001174

Openswan および Strongswan IPsec におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Openswan および Strongswan IPsec の pluto IKE デーモンには、R_U_THERE または R_U_THERE_ACK Dead Peer Detection (DPD) IPsec IKE Notification メッセージの処理に不備があるため、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Openswan
  • Openswan 2.6.21 未満
  • Openswan 2.4.14 未満
strongSwan
  • strongSwan 4.2.14 未満
  • strongSwan 2.8.9 未満
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5 (server) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 5.0 (client) 

想定される影響

第三者により、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Openswan strongSwan レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0790
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0790
  2. Secunia Advisory : SA34546
  3. Secunia Advisory : SA34483
  4. SecurityFocus : 34296
  5. ISS X-Force Database : 49523
  6. SecurityTracker : 1021950
  7. SecurityTracker : 1021949
  8. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-0886
更新履歴

  • [2009年04月24日]
      掲載

公表日2009/04/01
登録日2009/04/24
最終更新日2009/04/24