【活用ガイド】

JVNDB-2009-001144

IBM WebSphere Application Server における任意のファイルを読まれる脆弱性

概要

IBM WebSphere Application Server (WAS) には、war モジュールに含まれる任意のファイルを読まれる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM WebSphere Application Server 5.1 から 5.1.1.19
  • IBM WebSphere Application Server 6.0 から 6.0.2.33
  • IBM WebSphere Application Server 6.1 から 6.1.0.22
  • IBM WebSphere Application Server 7.0 から 7.0.0.1

想定される影響

リモートの攻撃者により、war モジュールに含まれる任意のファイルを読まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
  • IBM Support Document : PK81387
  • IBM 重要セキュリティー情報 : WAS-09-015
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0508
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0508
  2. SecurityFocus : 34104
  3. ISS X-Force Database : 49085
  4. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-0704
更新履歴

  • [2009年04月16日]
      掲載