【活用ガイド】

JVNDB-2009-001107

Vim の netrw.vim における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Vim の netrw.vim における Netrw プラグインには、実行およびシステム関数に使用されたファイル名のシェルメタキャラクタ処理に不備があるため、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Vim
  • Vim 7.2a.10
ミラクル・リナックス
  • Asianux Server 3 (x86) 
  • Asianux Server 3 (x86-64) 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5 (server) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 5.0 (client) 

想定される影響

実行およびシステム関数に使用されたファイル名のシェルメタキャラクタにより、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Vim ミラクル・リナックス レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-3076
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-3076
  2. Secunia Advisory : SA30731
  3. SecurityFocus : 30115
更新履歴

  • [2009年03月30日]
      掲載