【活用ガイド】

JVNDB-2009-001099

Adobe Flash Player における権限昇格の脆弱性

概要

Linux 上で稼働している Adobe Flash Player には、ライブラリの処理に不備があるため、重要な情報を取得される、または権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


アドビシステムズ
  • Adobe Flash Player 9.0.159.0 未満
  • Adobe Flash Player 10.0.22.87 未満
レッドハット
  • RHEL Desktop Supplementary 5 (client) 
  • RHEL Supplementary 5 (server) 

想定される影響

ローカルユーザにより、重要な情報、または権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アドビシステムズ レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
  2. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0521
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0521
  2. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2009-0004
  3. Secunia Advisory : SA34012
  4. ISS X-Force Database : 48904
  5. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-0513
  6. The SANS Institute Diary : 5929
更新履歴

  • [2009年03月26日]
      掲載