【活用ガイド】

JVNDB-2009-001088

IBM WebSphere Application Server における情報漏えいの脆弱性

概要

Windows 上で稼働している IBM WebSphere Application Server (WAS) には、リクエストの処理に不備があるため、JSP ページから重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
本脆弱性は CVE-2008-5412 と重複している可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM WebSphere Application Server 7.0.0.1 未満

想定される影響

リモートの攻撃者による巧妙に細工されたリクエストにより、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0438
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0438
  2. SecurityFocus : 33700
  3. ISS X-Force Database : 48528
更新履歴

  • [2009年03月24日]
      掲載

公表日2009/02/10
登録日2009/03/24
最終更新日2009/03/24