【活用ガイド】

JVNDB-2009-001056

Microsoft Exchange Server の EMSMDB32 プロバイダにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Microsoft Exchange Server の Electronic Messaging System Microsoft Data Base (EMSMDB32) プロバイダには、Exchange System Attendant を使用している場合にサービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Exchange Server 2000
  • Microsoft Exchange Server 2003
  • Microsoft Exchange Server MAPI クライアント

想定される影響

リモートの攻撃者による巧妙に細工された MAPI コマンドにより、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS09-003
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS09-003
  • 絵でみるセキュリティ情報 : MS09-003e
富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA09-041A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0099
参考情報

  1. JVN : JVNTA09-041A
  2. JVN Status Tracking Notes : JVNTR-2009-05
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0099
  4. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2009-0003
  5. 警察庁 @police : 20090217_204539
  6. US-CERT Cyber Security Alerts : SA09-041A
  7. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA09-041A
  8. Secunia Advisory : SA33838
  9. SecurityFocus : 33136
  10. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-0390
更新履歴

  • [2009年03月06日]
      掲載