【活用ガイド】

JVNDB-2009-001049

Trend Micro InterScan Web Security Suite における権限設定を回避される脆弱性

概要

Trend Micro InterScan Web Security Suite (IWSS) には、JSP ページへのリクエストの処理に不備があるため、権限設定を回避され、システム設定を改ざんされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


トレンドマイクロ
  • TrendMicro InterScan Web Security Suite 3.1

想定される影響

監査担当者 (Auditor) またはレポート専用の権限 (Report Only) を持つユーザにより、システム設定を改ざんされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

トレンドマイクロ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0613
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0613
  2. Secunia Advisory : SA33867
  3. SecurityFocus : 33679
  4. SecurityTracker : 1021694
  5. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-0369
更新履歴

  • [2009年03月05日]
      掲載
    [2009年04月10日]
      ベンダ情報:トレンドマイクロを追加
      ・readme_iwss31_lin_criticalpatch_b1123
      ・readme_iwss30_lin_criticalpatch_b1179
      ・iwss_30_lx32_en_cp1268_README
      ・readme_iwss31_win_criticalpatch_b1241
      ・2064796