【活用ガイド】

JVNDB-2009-001043

ProFTPD における SQL インジェクション防御メカニズムを回避される脆弱性

概要

ProFTPD には、NLS サポートを使用している場合、エンコードされたマルチバイト文字の処理に不備があるため、SQL インジェクション防御メカニズムを回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ProFTPD Project
  • ProFTPD 1.3.1

想定される影響

リモートの攻撃者により、SQL インジェクション防御メカニズムを回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ProFTPD Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. SQLインジェクション(CWE-89) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0543
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0543
  2. Secunia Advisory : SA33842
  3. SecurityFocus : 33650
  4. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-0348
更新履歴

  • [2009年03月04日]
      掲載