【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2009-000017

XOOPS Cube Legacy におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

XOOPS Cube Project が提供する XOOPS Cube Legacy には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

XOOPS Cube Project が提供する XOOPS Cube Legacy は、オープンソースのコンテンツ管理システムです。XOOPS Cube Legacy には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

なお、開発者によると、 XOOPS Cube Legacy のディストリビューション「ホダ塾ディストリビューション」や「追加モジュール」は、本脆弱性の影響を受けません。詳しくは開発者が提供する情報を参照してください。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC がベンダとの調整を行いました。
報告者: 三井物産セキュアディレクション 寺田 健 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


XOOPS
  • XOOPS Cube Legacy 2.1.6 およびそれ以前

想定される影響

悪意ある利用者によって細工されたページをユーザが読み込んだ場合、ユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートする、もしくはパッチを適用してください。

[ワークアラウンドを実施する]
アップデートまでの回避策として、開発者が提供する情報をもとにカスタムテンプレートを変更してください。
ベンダ情報

XOOPS
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

参考情報

  1. JVN : JVN#74747784
  2. JVN iPedia (English) : JVNDB-2009-000017
更新履歴

  • [2009年04月02日]
      掲載