【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2009-000009

FAST ESP におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

マイクロソフトが提供する検索プラットフォームである FAST ESP には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

マイクロソフトが提供する FAST ESP は、情報を一元管理し、検索可能にするためのソフトウェアです。FAST ESP の管理画面には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

本脆弱性は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC がベンダとの調整を行いました。
報告者:ルネサス テクノロジ 大島 健太郎 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • FAST ESP 5.1.5 およびそれ以前

想定される影響

遠隔の第三者によってユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
ベンダからアップデートが提供されています。カスタマーサポートへ連絡の上、最新バージョンを入手してアップデートしてください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-5092
参考情報

  1. JVN : JVN#45184501
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-5092
  3. JVN iPedia (English) : JVNDB-2009-000009
更新履歴

  • [2009年02月10日]
      掲載