【活用ガイド】

JVNDB-2008-006635

Symantec Altiris Deployment Solution の ListView コントロールにおけるシステム権限を取得される脆弱性

概要

Symantec Altiris Deployment Solution の Client GUI (AClient.exe) の ListView コントロールには、システム権限を取得される、および任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シマンテック
  • Altiris Deployment Solution 6.9.355 SP1 未満の 6.x
  • altiris notification server

想定される影響

ローカルユーザにより、以下の操作の隠し "コマンドプロンプト" GUI ボタンに対する "シャッター" 型攻撃を介して、システム権限を取得される、および任意のコマンドを実行される可能性があります。
(1) システム権限を使用する cmd.exe へのCommandLine パラメータを上書きする
(2) LoadLibrary API 関数を使用して実行される DLL を変更する
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シマンテック
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 重要な機能に対する認証の欠如(CWE-306) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-6827
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-6827
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載
  • [2024年03月01日]
      CVSS による深刻度: 内容を更新
      CWE による脆弱性タイプ一覧:内容を更新