【活用ガイド】

JVNDB-2008-006627

SCO UnixWare の ReliantHA におけるルート権限を取得される脆弱性

概要

SCO UnixWare の ReliantHA の (1) hvdisp および (2) rcvm は、検索パスに関する処理に不備があるため、ルート権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


SCO
  • UnixWare 7.1.3  7.1.4
unixware
  • reliantha 1.1.4

想定される影響

ローカルユーザにより、悪意のある bin/hvenv プログラムを指す RELIANT_PATH 環境変数を変更されることで、ルート権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

SCO unixware
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-6558
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-6558
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載

公表日2008/05/05
登録日2012/12/20
最終更新日2012/12/20