【活用ガイド】

JVNDB-2008-006621

RealNetworks Helix Server などにおけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

RealNetworks Helix Server および Helix Mobile Server には、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


リアルネットワークス
  • helix server mobile 11.1.8 未満の 11.x および 12.0.1 未満の 12.x
  • RealNetworks Helix Server

想定される影響

第三者により、以下の可能性があります。
(1) 3 つの巧妙に細工された RTSP SETUP コマンドを介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性
(2) 不正な形式の base64 でエンコードされたデータを伴う NTLM 認証リクエストを介して、任意のコードを実行される可能性
(3) RTSP DESCRIBE コマンドを介して、任意のコードを実行される可能性
(4) DataConvertBuffer リクエストを介して、任意のコードを実行される可能性
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

リアルネットワークス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-5911
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-5911
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載

公表日2008/12/16
登録日2012/12/20
最終更新日2012/12/20