【活用ガイド】

JVNDB-2008-006545

Sophos Anti-Virus における HTML 文書内のマルウェアの検出を回避される脆弱性

概要

Sophos Anti-Virus には、Internet Explorer 6 および 7 を使用されている際、HTML 文書内のマルウェアの検出を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ソフォス
  • Sophos Anti-Virus 4.33.0

想定される影響

第三者により、先頭に MZ ヘッダを配置されることで、以下へファイル名を変更され、HTML 文書内のマルウェアの検出を回避される可能性があります。
(1) 拡張子なし
(2) .txt の拡張子
(3) .jpg の拡張子
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ソフォス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-5541
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-5541
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載