【活用ガイド】

JVNDB-2008-006544

Secure Computing Secure Web Gateway における HTML ドキュメント内のマルウェアの検出を回避される脆弱性

概要

Secure Computing Secure Web Gateway には、Internet Explorer 6 または 7 が使用されている際、HTML ドキュメント内のマルウェアの検出を回避される脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2006-5745 エクスプロイトに含まれる文書で再現できます。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


securecomputing
  • secure web gateway
  • webwasher

想定される影響

第三者により、最初に MZ ヘッダを配置され、以下の名前のファイル名に変更されることで、HTML ドキュメント内のマルウェアの検出を回避される可能性があります。
(1) 拡張子無し
(2) .txt 拡張子
(3) .jpg 拡張子
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

securecomputing
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-5540
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-5540
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載