【活用ガイド】

JVNDB-2008-006541

CAT-QuickHeal におけるマルウェアの検知を回避される脆弱性

概要

CAT-QuickHeal には、Internet Explorer 6 または 7 が使用されている際、HTML 文書のマルウェアの検知を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


クイックヒール・テクノロジーズ・ジャパン株式会社
  • cat quickheal 10.00 および 9.50

想定される影響

第三者により、先頭に MZ ヘッダを配置される、および以下のファイル名を変更されることで、HTML 文書のマルウェアの検知を回避される可能性があります。
(1) 拡張子なし
(2) .txt の拡張を伴う
(3) .jpg の拡張を伴う
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

クイックヒール・テクノロジーズ・ジャパン株式会社
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-5524
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-5524
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載