【活用ガイド】

JVNDB-2008-006489

xine-lib の demux_real.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

xine-lib の demux_real.c の real_parse_headers 関数は、"割り当てられたバッファの再インデックス化" に信頼されない入力値のレングスに依存する、および配列インデックスエラー不備があるため、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Xine
  • xine-lib 1.1.12、1.1.15 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された値を介して、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Xine
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-5243
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-5243
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載