【活用ガイド】

JVNDB-2008-006453

smsclient の mail2sms.sh における任意のファイルを上書きされる脆弱性

概要

smsclient の mail2sms.sh には、任意のファイルを上書きされる、または任意のファイルへデータを追加される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


smsclient
  • smsclient 2.0.8z

想定される影響

ローカルユーザにより、以下の影響を受ける可能性があります。
(1) /tmp/header.##### テンポラリファイルに対するシンボリックリンク攻撃を介して、任意のファイルを上書きされる可能性
(2) /tmp/body.##### テンポラリファイルに対するシンボリックリンク攻撃を介して、任意のファイルを上書きされる可能性
(3) /tmp/sms.log テンポラリファイルに対するシンボリックリンク攻撃を介して、任意のファイルへデータを追加される可能性
対策

参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リンク解釈の問題(CWE-59) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-5155
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-5155
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載

公表日2008/11/18
登録日2012/12/20
最終更新日2012/12/20