【活用ガイド】

JVNDB-2008-006349

Wireshark の wtap.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Wireshark の wtap.c には、サービス運用妨害 (アプリケーションの中止) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Wireshark
  • Wireshark 0.99.7 から 1.0.3

想定される影響

第三者により、"不特定 / 予測不可能なパケットタイプ" を伴う不正な形式の Tamos CommView キャプチャファイルを介して、アサーション失敗を誘発され、サービス運用妨害 (アプリケーションの中止) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Wireshark
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-4682
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-4682
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載

公表日2008/10/01
登録日2012/12/20
最終更新日2012/12/20