【活用ガイド】

JVNDB-2008-006193

TrueCrypt における重要な情報を取得される脆弱性

概要

TrueCrypt は、BIOS キーボードバッファ内に、ブート前認証のパスワードを格納し使用前後にバッファを消去しないため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


TrueCrypt Foundation
  • TrueCrypt 5.0

想定される影響

ローカルユーザにより、BIOS キーボードバッファと関連付けられている物理メモリ領域を読まれることで、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

TrueCrypt Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-3899
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-3899
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載