【活用ガイド】

JVNDB-2008-006065

PowerDNS Authoritative Server における DNS を偽装される脆弱性

概要

PowerDNS Authoritative Server は、不正な形式のクエリを投下するため、他のサーバ上で稼動している他の製品の DNS を偽造される脆弱性が存在します。
本問題は、CVE-2008-1447 および CVE-2008-3217 とは異なる問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


PowerDNS
  • PowerDNS Authoritative Server 2.9.21 未満

想定される影響

第三者により、他のサーバ上で稼動している他の製品の DNS を偽装される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

PowerDNS
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-3337
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-3337
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載