【活用ガイド】

JVNDB-2008-006061

Cygwin の setup.exe における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Cygwin の setup.exe は、パッケージの信頼性を適切に検証しないため、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.6 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • cygwin 2.573.2.3 未満

想定される影響

リモード Cygwin ミラーサーバ、および攻撃者により、トロイの木馬のパッケージの MD5 checksum を含むパッケージリストを介して、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-3323
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-3323
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載