【活用ガイド】

JVNDB-2008-005913

spamdyke の smtp_filter 関数におけるオープンメールリレーとしてサーバを使用される脆弱性

概要

spamdyke の smtp_filter 関数は、最初の DATA コマンド後、RCPT コマンドをフィルタしないため、オープンメールリレーとしてサーバを使用される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Spamdyke
  • Spamdyke 3.1.8 未満

想定される影響

第三者により、無効な受信者を伴う RCPT コマンド、その後に DATA コマンド、任意の RCPT コマンド、および 2 回目の DATA コマンドを送信されることで、オープンメールリレーとしてサーバを使用される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Spamdyke
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-2784
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-2784
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載