【活用ガイド】

JVNDB-2008-005869

Sun Solaris 上の Sun Cluster における任意の削除されたファイルデータが読まれる脆弱性

概要

Sun Solaris 上の Sun Cluster の Sun Cluster Global File System には、基盤に ufs ファイルシステムが使用されている際、任意の削除されたファイルデータが読まれる、またはグローバルファイルシステム内のファイルが破損される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • cluster 3.1

想定される影響

ローカルユーザにより、任意の削除されたファイルデータが読まれる、またはグローバルファイルシステム内のファイルが破損される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-2539
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-2539
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載