【活用ガイド】

JVNDB-2008-005586

Trend Micro OfficeScan Corporate Edition におけるスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Trend Micro OfficeScan Corporate Edition には、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


トレンドマイクロ
  • Trend Micro OfficeScan Corporate Edition 8.0 Patch 2 build 1189 およびそれ以前、および 7.3 Patch 3 build 1314 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、過度に長い暗号化されたパスワードを介して、以下でオーバーフローを誘発され、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
(1) cgiABLogon.exe で通して到達可能な cgiChkMasterPwd.exe
(2) cgiABLogon.exe で通して到達可能な policyserver.exe
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

トレンドマイクロ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-1365
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-1365
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載