【活用ガイド】

JVNDB-2008-005550

Red Hat Enterprise Linux のデフォルト IPSec ifup スクリプトにおける総当り攻撃を実行される脆弱性

概要

Red Hat Enterprise Linux のデフォルト IPSec ifup スクリプトは、racoon を設定してメイン IKE モードの代わりにアグレッシブ IKE モードを使用するため、総当り攻撃を実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 2.1 (as) 3 から 5

想定される影響

第三者により、暗号されていない事前共有鍵 (PSK) のハッシュを傍受されることで、総当り攻撃を実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-1198
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-1198
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載