【活用ガイド】

JVNDB-2008-005274

VMware Workstation などの VMware Tools パッケージにおけるゲストカーネルメモリ内で任意のメモリ領域を変更される脆弱性

概要

VMware Workstation、VMware Player、VMware ACE、および VMware Server の VMware Tools パッケージの HGFS.sys は、\\.\hgfs デバイスへのユーザモード METHOD_NEITHER IOCTL の引数を適切に検証しないため、ゲストカーネルメモリ内で任意のメモリ領域を変更される、および権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


VMware
  • VMware ACE 1.0.5 build 79846 未満
  • VMware ESX 2.5.4 から 3.0.2
  • VMware Player 1.0.6 build 80404 未満
  • VMware Server 1.0.5 build 80187 未満
  • VMware Workstation 5.5.6 build 80404 未満の 5.x

想定される影響

ゲスト OS ユーザにより、ゲストカーネルメモリ内で任意のメモリロケーションを変更される、および権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VMware
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-5671
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-5671
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載

公表日2008/06/04
登録日2012/12/20
最終更新日2012/12/20