【活用ガイド】

JVNDB-2008-005245

Mozilla Thunderbird などの mailnews における重要な情報を取得される脆弱性

概要

Mozilla Thunderbird および SeaMonkey の mailnews には、メールで JavaScript が有効になっている際、受信者または転送メールのコメントなどの重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Mozilla SeaMonkey 1.1.13 未満
  • Mozilla Thunderbird 2.0.0.18 未満

想定される影響

第三者により、スクリプトを介して、(1) .documentURI または (2) .textContent DOM プロパティを読まれ、受信者または転送されたメールのコメントなどの重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mozilla Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-6961
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-6961
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載

公表日2008/11/19
登録日2012/09/25
最終更新日2012/09/25