【活用ガイド】

JVNDB-2008-005198

KDE Konqueror の HTML パーサーにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

KDE Konqueror の HTML パーサーには、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


KDE
  • Konqueror 3.5.9

想定される影響

第三者により、以下の属性を介して、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
(1) HR 要素内の過度に長い COLOR 属性
(2) TABLE 要素内の過度に長い BGCOLOR または BORDERCOLOR 属性
(3) TD 要素内の過度に長い BGCOLOR または BORDERCOLOR 属性
(4) TR 要素内の過度に長い BGCOLOR または BORDERCOLOR 属性
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

KDE
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-5712
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-5712
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載