【活用ガイド】

JVNDB-2008-005153

HAURI の ViRobot におけるマルウェアの検出を回避する脆弱性

概要

HAURI の ViRobot には、Internet Explorer 6 または 7 が使用されている際、HTML ドキュメント内のマルウェアの検出を回避する脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2006-5745 エクスプロイトに関連します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


hauri
  • virobot 2008.12.4.1499 および 2008.9.12.1375

想定される影響

第三者により、先頭にMZ ヘッダを配置される、および以下のファイル名に変更されることで、HTML ドキュメント内のマルウェアの検出を回避される可能性があります。
(1) 拡張子無し
(2) 拡張子 .txt
(3) 拡張子 .jpg
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

hauri
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-5547
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-5547
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載