【活用ガイド】

JVNDB-2008-004926

Linksys WAP4400N Wi-Fi アクセスポイントにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Marvell 88W8361P-BEM1 チップセット上の Linksys WAP4400N Wi-Fi アクセスポイントの Marvell ドライバには、WEP モードが有効になっている際、不正な形式の 802.11 フレームを適切に解析しないため、サービス運用妨害 (リブートまたはハングアップ) 状態となる脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2008-1144 および CVE-2008-1197 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ (Linksys)
  • wap400n 1.2.14

想定される影響

第三者により、WEP フラグを含む不正な形式のアソシエーション要求を介して、サービス運用妨害 (リブートまたはハングアップ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ (Linksys)
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-4441
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-4441
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載