【活用ガイド】

JVNDB-2008-004884

Microsoft Windows Mobile 6.0 におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

HTC Wiza 200 および HTC MDA 8125 デバイスの Microsoft Windows Mobile 6.0 は、過度に長い名前でピアへの Bluetooth 接続の確立のための最初の試行を適切に処理しないため、サービス運用妨害 (デバイスのリブート) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows Mobile 6.0

想定される影響

第三者により、過度に長い hci 名を伴う Bluetooth のデバイスを設定され、(1) Windows Mobile システムへ直接接続される、または (2) Windows Mobile システムが周辺のデバイスをスキャンするために待機させることで、サービス運用妨害 (デバイスのリブート) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-4295
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-4295
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載