【活用ガイド】

JVNDB-2008-004809

Microsoft Vista の Bitlocker における重要な情報を取得される脆弱性

概要

Microsoft Vista の Bitlocker は、BIOS キーボードバッファにブート前の認証パスワードを格納し、ブート時にバッファをクリアしないため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.9 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows Vista SP1 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、キーボードバッファと関連付けされた物理メモリの配置を読まれることで、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-3893
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-3893
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載

公表日2008/09/03
登録日2012/09/25
最終更新日2012/09/25