【活用ガイド】

JVNDB-2008-004761

Linux kernel の net/ipv6/route.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Linux kernel の net/ipv6/route.c の rt6_fill_node 関数には、サービス運用妨害 (カーネル OOPS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 2.6.26-rc4、2.6.26.2、および 2.6.26

想定される影響

ローカルユーザにより、IPv6 入力デバイスが使用されていない場合の IPv6 のリクエストを介して、NULL ポインタデリファレンスを誘発され、サービス運用妨害 (カーネル OOPS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-3686
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-3686
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載