【活用ガイド】

JVNDB-2008-004728

Linux kernel の tmpfs 実装におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Linux kernel の tmpfs 実装の mm/shmem.c の shmem_delete_inode 関数には、サービス運用妨害 (システムクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 2.26.1 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、ファイル作成、削除、および上書き操作の特定のシーケンスを介して、サービス運用妨害 (システムクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソースの枯渇(CWE-400) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-3534
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-3534
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載