【活用ガイド】

JVNDB-2008-004682

Linux 上などの Ingres の ingvalidpw における権限を取得される脆弱性

概要

Linux 上および HP-UX 上の Ingres の ingvalidpw は、検索パスに関する処理、および "ポインタ上書き" の不備があるため、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ingres
  • ingres 2.6、2006 release 1、および 2006 release 2

想定される影響

ローカルユーザにより、巧妙に細工された共有ライブラリを介して、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ingres
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 信頼できない検索パス(CWE-426) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-3357
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-3357
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載