【活用ガイド】

JVNDB-2008-004646

SUSE openSUSE の libxcrypt におけるハッシュされたパスワードに対して総当り攻撃を実行される脆弱性

概要

SUSE openSUSE の libxcrypt は、MD5 アルゴリズムを使用する設定の際、DES アルゴリズムを使用するため、ハッシュされたパスワードに対して総当り攻撃を実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


openSUSE project
  • libxcrypt

想定される影響

第三者により、ハッシュされたパスワードに対して総当り攻撃を実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

openSUSE project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不完全、または危険な暗号アルゴリズムの使用(CWE-327) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-3188
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-3188
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載
  • [2024年03月01日]
      CVSS による深刻度:内容を更新
      CWE による脆弱性タイプ一覧:内容を更新