【活用ガイド】

JVNDB-2008-004644

Microsoft Internet Explorer におけるユーザの HTTP セッションをハイジャックされる脆弱性

概要

Microsoft Internet Explorer は、複数のドット文字を含む公開接尾辞を伴うドメインに対して Web サイトのクッキー設定を許可するため、セッション固定攻撃を実行される、およびユーザの HTTP セッションをハイジャックされる脆弱性が存在します。
本問題は、CVE-2004-0866 に対応した不完全な修正が原因で存在しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer

想定される影響

第三者により、セッション固定攻撃を実行される、およびユーザの HTTP セッションをハイジャックされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-3173
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-3173
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載