【活用ガイド】

JVNDB-2008-004619

Outlook などで使用される Microsoft Crypto API におけるポートスキャンの結果を取得される脆弱性

概要

Outlook、Windows Live Mail および Office 2007 で使用される Microsoft Crypto API は、(1) S/MIME の電子メールメッセージまたは (2) 符号化された文書が組み込まれた証明書からの任意の URL を使用することで Certificate Revocation List (CRL) チェックを実行するため、受信者の読み時間および IP アドレス、ポートスキャンの結果を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Office 2003 2007
  • Microsoft Outlook
  • Windows Live Mail

想定される影響

第三者により、Authority Information Access (AIA) 拡張を持つ巧妙に細工された証明書を介して、受信者の読み時間および IP アドレス、ポートスキャンの結果を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-3068
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-3068
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載